中絶コラム

中絶手術の病院の選び方とは?後悔しないために確認したいポイントを解説

中絶手術は、「どの婦人科を選べばよいのか」「何を基準に確認すればよいのか」と悩まれている方もいらっしゃるかと思います。中絶手術は、母体保護法指定医が在籍しているか、妊娠週数に応じた対応ができるか、麻酔や術後フォローまで整っているかなど、事前に確認しておきたいポイントがあります。この記事では、中絶手術の病院選びで後悔しないために知っておきたいことや、確認したいポイントについてわかりやすく解説します。
大阪にあるさくま診療所の対応内容も交えながらご紹介していますので、病院選びでお悩みの方はぜひ参考にしてください。

中絶手術の病院を選ぶ前に知っておきたいこと

中絶手術を受けられるのは母体保護法指定医がいる医療機関

院長

中絶手術は、どの婦人科でも受けられるわけではありません。
日本では、母体保護法に基づいて、都道府県単位の医師会が指定した「母体保護法指定医」がいる医療機関でなければ、中絶手術を行うことができません。
まずは、受診を考えている病院やクリニックが中絶手術に対応しているか、母体保護法指定医が在籍しているかを確認することが大切です。
病院選びで不安なときは、「中絶に対応しています」と書かれているかだけでなく、手術方法、麻酔、術後診察についても案内があるかを見ておくと安心です。対応の流れや説明がわかりやすく掲載されている医療機関は、受診前に必要な情報を整理しやすく、落ち着いて相談しやすくなります。

中絶手術ができる期間は妊娠21週6日まで

中絶手術を受けられる期間には制限があり、日本では一般的に妊娠22週未満、つまり妊娠21週6日までとされています。そのため、「まだ少し時間があるかも」と思っていても、受診や検査、日程調整をしているうちに週数が進んでしまうことがあります。迷っている場合でも、まずは早めにご相談ください。

また、妊娠週数はご自身の感覚だけでは正確に判断しにくいため、婦人科で超音波検査を受けて確認する必要があります。受診が遅くなるほど、選べる方法や対応できる婦人科が限られることもあるため、できるだけ早めに動くことが安心につながります。

妊娠初期と中期で手術方法や負担が異なる

中絶手術は、妊娠週数によって方法が大きく異なります。妊娠12週未満の初期中絶では、吸引法や掻爬法などで子宮内容物を取り除く方法が行われます。日本では、妊娠9週0日までであれば、一定の条件のもとで経口中絶薬による方法が選択される場合もあります。

一方で、妊娠12週以降21週6日までの中期中絶は、初期中絶よりも身体的・精神的な負担が大きくなりやすく、入院のうえで処置を行うことが多くなります。病院によって対応できる週数や方法が異なるため、「どこでも同じ」ではありません。早い段階で相談することで、選択肢を持ちやすくなります。

中絶手術の病院選びで確認したい7つのポイント

母体保護法指定医が在籍しているか

中絶手術を受ける際は、まず母体保護法指定医が在籍している婦人科かどうかをご確認いただくことが大切です。中絶手術は、どの婦人科でも行えるわけではありません。そのため、安心してご相談いただくためにも、手術に対応しているかどうかを事前に確認しておくことが重要です。大阪にあるさくま診療所では、2名の経験豊富な母体保護法指定医が在籍しており、ハイリスク例では担当医だけでなく、もう一人の医師も加わりながら安全に配慮した手術を心がけています。

母体保護法・母体保護法指定医についてはこちら

妊娠週数に応じた手術に対応しているか

中絶手術は、妊娠週数によって方法や流れが変わるため、ご自身の妊娠週数に応じた対応ができる婦人科を選ぶことが大切です。大阪にあるさくま診療所では、初回来院時に問診・血液検査・経腟超音波検査を行い、正常妊娠かどうか、そして正確な妊娠週数を確認したうえで、手術日や前処置の有無を決めています。週数によって必要な対応は異なるため、まずは現在の状態を正確に確認することが安心につながります。

※妊娠12週以降〜22週未満の中期中絶手術には対応していないため、検査の結果、妊娠12週を過ぎていることが確認された場合は、ご希望の方に中期中絶に対応している婦人科をご紹介しています。

当院の中絶手術方法についてはこちら

麻酔方法や痛みへの配慮があるか

中絶手術を考えたとき、多くの方が不安に感じるのが痛みのことではないでしょうか。だからこそ、どのような麻酔を行っているか、痛みや恐怖にどのように配慮しているかは、婦人科選びの大切なポイントになります。大阪にあるさくま診療所では、静脈麻酔による無痛管理を徹底しており、眠っている間に処置が終わるよう配慮しています。さらに、手術後はリカバリールームでお休みいただける体制を整えており、手術中だけでなく術後のお身体にも配慮しています。

術前処置・麻酔についてはこちら

手術方法や検査内容を丁寧に説明してくれるか

中絶手術は、身体への負担だけでなく、気持ちの面でも不安が大きくなりやすいものです。そのため、どのような検査を行うのか、どんな流れで手術を進めるのかを丁寧に説明してくれる婦人科かどうかも大切です。大阪にあるさくま診療所では、初回来院時に妊娠の状態や週数を確認し、そのうえで手術の日程や前処置の有無を決めていく流れとなっています。「まずは相談だけしたい」という方もご予約いただけます。不安が強い時期だからこそ、わかりやすくご案内できることを大切にしています。

費用総額と追加費用の有無が明確か

中絶手術を受けるにあたっては、手術そのものの費用だけでなく、検査や麻酔、術後の診察なども含めてどのくらいかかるのかを事前に確認しておくことが大切です。費用の説明がわかりにくいと、受診前の不安につながってしまうこともあります。大阪にあるさくま診療所の中絶手術費用は、79,000円(10週未満)104,000円(10〜12週未満)です。※来院し、当日そのまま中絶手術を受ける(術前診察~手術説明~手術までを同日に行う)場合のみ、別途12,000円(税込) がかかります。

当院では患者さまが料金で不安にならないよう、初診時の検査から手術、術後診察まで、わかりやすい費用でご案内しています。

中絶手術の費用についてはこちら

術後フォローや緊急時の連絡体制が整っているか

中絶手術は、手術当日だけで終わるものではありません。手術後の体調変化や不安にきちんと対応できる婦人科かどうかも、受診先を選ぶうえで大切なポイントです。大阪にあるさくま診療所では、術後に強い腹痛・大量出血・発熱などがある場合は早めの相談を案内しており、症状が強いときは受診の目安も含めてご案内しています。術後の体調変化にどう対応するかまで見据えておくことが、安心して手術を受けるための大切なポイントです。

中絶後のケアについてはこちら

プライバシーに配慮されているか

中絶手術はとてもデリケートなお悩みであり、周囲に知られずに相談したいと考える方も多くいらっしゃいます。そのため、予約のしやすさや相談しやすさ、来院前の不安に配慮されているかどうかも、婦人科選びでは大切です。大阪にあるさくま診療所では、24時間受付のWEB予約やLINE予約に対応しており、お電話が難しい方でもご都合に合わせてご予約いただけます。また、「今すぐ手術ではなく、まずは相談だけしたい」という方もご予約いただけるため、不安を抱えた段階でもご相談しやすい体制を整えています。

中絶手術の病院を受診する流れ

医院受付

まずは妊娠週数を確認する

中絶手術をご検討される際、まず大切になるのが現在の妊娠週数を正確に確認することです。ご自身では「まだ初期だと思う」と感じていても、実際の妊娠週数は正確に把握しにくいため、まずは婦人科で確認することが必要です。

大阪にあるさくま診療所では、初回来院時に経腟超音波検査を行い、正常妊娠かどうかと妊娠週数を確認したうえで、今後の流れをご案内しています。なお、当院で対応しているのは妊娠12週未満の初期中絶です。妊娠12週以降〜22週未満の中期中絶には対応していないため、検査の結果12週を過ぎていることが確認された場合は、ご希望に応じて中期中絶に対応している婦人科をご紹介しています。

初診で確認されること

初診では、いきなり手術を行うのではなく、まず現在のお身体の状態を確認します。当院では、問診・血液検査・経腟超音波検査を行い、妊娠の状態や週数を確認したうえで、手術日や前処置の有無を決めています。また、手術を受けていただく際に必要となる同意書についても、この段階でご説明しています。

「まだ気持ちが整理しきれていない」「まずは相談だけしたい」という方もいらっしゃると思います。まずご相談だけでも受診していただけます。不安なことや確認したいことがある場合は、初診の際にひとつずつお話をうかがいながらご案内しています。

手術当日から術後までの流れ

手術日が決まったあとは、当日に向けた準備を進めていきます。
さくま診療所では、手術前日の夜24時以降は飲食を控えていただき、同意書や必要な持ち物をご準備いただいたうえでご来院いただきます。やむを得ず当日に診察から手術までをご希望される場合は、事前のご連絡が必要で、通常費用に加えて別途12,000円(税込)がかかります。

手術当日は、静脈麻酔で眠っていただいた状態で処置を行います。当院ではWHOやFIGOが推奨する吸引法(EVA・MVA)を採用しており、患者さまの状態に応じて方法をご案内しています。手術後はそのままご帰宅いただくのではなく、リカバリールームでお休みいただき、状態を確認してからご帰宅いただいています。

当院の中絶手術の流れはこちら

中絶手術の病院選びに関するよくある質問

中絶手術はどの婦人科でも受けられますか?

中絶手術は、どの婦人科でも受けられるわけではありません。人工妊娠中絶手術は、母体保護法指定医が対応する必要があります。当院では、2名の母体保護法指定医が在籍しており、患者さまのお身体の状態に配慮しながら手術を行っています。初めてご相談いただく方にも、現在の妊娠の状態や週数を確認したうえで、今後の流れをご案内しています。

痛みや安全性が不安です。どのような婦人科を選べばよいですか?

痛みや安全性が不安な場合は、どのような麻酔を行っているか、どのような手術方法を採用しているか、術後まできちんと診てもらえるかを確認して選ぶことが大切です。当院では、静脈麻酔による無痛管理を行っており、眠っている間に処置が終わるよう配慮しています。手術方法はWHOも推奨する吸引法を採用しており、できるだけお身体への負担を抑えられるよう努めています。手術後もそのままお帰りいただくのではなく、院内でお休みいただいたうえで状態を確認しています。

妊娠何週まで手術できますか?日帰り手術は可能ですか?

当院で対応しているのは、妊娠12週未満の初期中絶手術です。妊娠12週以降の中期中絶手術には対応していないため、診察・検査の結果、12週を過ぎている場合は中期中絶に対応している婦人科をご紹介しています。また、当院では日帰り中絶手術に対応しており、診察・検査・手術・休憩のあと、その日のうちにご帰宅いただけます。なお、当日の診察から手術までをご希望される場合は、妊娠週数や予約状況などにより対応可否が変わります。

費用や同意書、術後診察について事前に確認できますか?

はい、事前にご確認いただけます。当院の中絶手術費用は、術前検査・麻酔・手術・術後診察などを含めた総額表示です。費用は妊娠10週未満で79,000円、妊娠10週〜12週未満で104,000円で、当日手術をご希望の場合のみ別途12,000円(税込)がかかります。また、ご結婚されている場合は配偶者の同意書が法律上必要で、未婚の方の場合はパートナーの同意書は法律上任意です。術後は手術翌日と約1週間後の2回の検診を行っており、出血や痛み、子宮の回復具合を確認しています。

中絶手術の病院選びでお悩みの方は大阪にあるさくま診療所へ

中絶手術を受けるにあたっては、母体保護法指定医が在籍しているか、妊娠週数に応じた対応ができるか、麻酔や術後フォローまでしっかり整っているかなど、確認しておきたい点がいくつもあります。初めてのことで不安が大きく、「どこに相談すればよいのかわからない」と悩まれる方も少なくありません。

大阪にあるさくま診療所では、患者さまお一人おひとりに合わせて丁寧にご案内しています。静脈麻酔による痛みへの配慮や、術後検診を含めたサポート体制も整えておりますので、不安なことがある方もまずはご相談ください。
「まずは話だけ聞きたい」「自分の週数で対応できるか知りたい」という段階でも受診いただけますので、中絶手術の病院選びでお悩みの方は、大阪にあるさくま診療所へご相談ください。

監修医情報

理事長・院長

佐久間 航 医師

佐久間 航
略歴
平成12年 大阪医科大学医学部 卒業
平成18年 医療法人 大生會 さくま診療所 開院
所属・資格
  • 医学博士
  • 産婦人科専門医
  • 母体保護法指定医
  • 日本東洋医学会 漢方専門医
所属学会
  • 日本更年期学会 会員
  • 日本心身医学会 会員
  • 日本周産期新生児学会 会員