中絶手術の診療の流れ
来院予約
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WEB予約・LINE予約
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初回来院
初回来院では、妊娠の状態や週数を正確に確認し、中絶手術の日程や前処置の有無などを決めていきます。
ご来院後、ドクターの問診・血液検査・経膣超音波検査を行い、 正常妊娠かどうかの確認と、正確な妊娠週数の計算を行います。
そのうえで、中絶手術日時・前処理が必要かどうかを相談しながら決定します。 このタイミングで、中絶手術に必要な同意書などについても詳しくご説明します。 当日は保険証をご持参ください。

手術日前日にご自宅でしておくこと
- 夜24時以降は飲食を控える
- 立体的なネイル・長い爪の方は、左右いずれかの親指・人差し指・中指のネイルを外し短く整える
- 中絶手術後はシャワー浴のみになるため、前日までに入浴しておくと安心
- 生理用ナプキン・生理用ショーツを複数枚準備
- 中絶手術同意書の記入・準備
中絶手術当日
指定した時間にご来院いただき、ラミナリア等の前処置、点滴など準備の上、他の外来診察のタイミングを見て、中絶手術を開始させて頂きます。
手術台に上がってから、静脈麻酔後10秒くらいで眠ってしまいます。
※ 麻酔が効きにくい人もいるので、効いていないと思ったら随時麻酔を追加します。手術方法は掻破、吸引がありますが、患者さまの状態に合わせて選択します。
中絶手術は10分から20分程度で終了し、手術後はベッドでお休みいただきます。目が覚めましたら退院の為の診察を行い、術後のお薬などをお渡しの上、問題なければ手術は完了となります。

ラミナリアについて
出産経験のない方は、当日の前処置としてラミナリア(子宮口を徐々に広げる器具)を 術前に挿入することがあります。痛みが強い場合は、子宮頚管ブロックという局所麻酔を行い、 ラミナリアを使用せずに手術を行うことも可能です(別途5,000円)。
ただし、ラミナリアを使用しない場合は子宮頚管裂傷のリスクが上がるため、 当院ではできるだけラミナリアの使用をおすすめしています。
経腟分娩のご経験がある方は前処置不要ですが、前回の出産から10年以上経過している場合には 前処置が必要となります。
手術日当日にご持参していただくもの
- 生理用ナプキンを複数・生理用ショーツの準備(2〜3枚)
- コンタクトをしている方は眼鏡を忘れずに持参します。
- 中絶手術同意書の準備
- 中絶手術費用 (現金・クレジット・origamiアプリ)
帰宅後の注意点
手術当日は無理をせず安静に過ごしてください。入浴は1週間ほど控え、 シャワーのみとしてください。
術後の性交渉は医師の許可が出てからになります。基本的には1カ月程度経過し、 次の月経が終わってからが目安です。指示を守らない場合、術後不妊のリスクが高まる可能性があります。
医師から処方されたお薬は指示通りに服用し、出血が続く・発熱がある・強い痛みがあるなどの 異常があれば、すぐに当院までご連絡ください。
中絶手術後検診 1回目
(手術翌日)
中絶手術後は2回の検診を受けて頂くことをお願いしております。

超音波にて出血のチェック
術後のピル処方や避妊リング装着などもその際にご相談させていただいております。遠慮なく、ご相談ください。
中絶手術後検診 2回目
(手術後7日目)
中絶手術後は2回の検診を受けて頂くことをお願いしております。

やむを得ず7日目にご都合が合わない場合も、手術後4週間以内であれば、費用の発生はございません。
超音波にて子宮のチェック
術後のピル処方や避妊リング装着などもその際にご相談させていただいております。遠慮なく、ご相談ください。
同意書の注意事項
- 中絶手術する場合、既婚・未婚にかかわらず、男性側(恋人や夫)の同意が必要となります。(母体保護法14条)お渡しする同意書にサイン・捺印後、ご提出ください。手術当日までにご用意お願い致します。
- 未成年の方の場合、保護者の方の署名が必要です。相手が未成年の場合、相手の保護者にも同意書に署名してもらうことになります。
- 妊娠22週を過ぎた場合、どんな理由があれ、中絶は受けられません。(母体保護法2条2項)
- さくま診療所では、12週以降の中絶は実施しておりません。

