中絶コラム

中絶費用が払えない・お金がない時の解決策とは?費用相場や公的制度を解説

中絶費用が用意できずスマートフォンを見ながら悩む女性

「中絶手術を受けなければならないけれど、まとまった費用がどうしても用意できない…」とお一人で悩んでいませんか。予期せぬ妊娠で焦りや不安、誰にも言えない孤独を感じているかもしれません。

今回は経済的な理由から受診をためらっている方のために、中絶手術にかかる費用相場や、手元にお金がないときの具体的な解決策について解説します。

中絶手術にかかる費用の相場

中絶手術にかかる費用は、国が定めた健康保険が適用されない「自由診療(自費診療)」が基本となるため、妊娠週数によって金額の目安が大きく異なります。ご自身が今どの段階にいるのか、まずは現行の相場を確認してください。

初期中絶手術(妊娠11週目まで)の費用目安

妊娠11週6日目までに行う初期中絶手術の費用目安は、およそ11万〜16万円(税込)です。当院(さくま診療所)が対応しているのは、この11週目までの初期中絶手術となります。母体への負担が非常に少ない「吸引法(EVA)」を採用しており、日帰りでの手術が可能です。妊娠週数が浅い初期の段階であるほど、手術自体も短時間で済み、費用も比較的低く抑えることができます。

中期中絶手術(妊娠12週目以降)の費用目安

妊娠12週0日目以降の中期中絶手術の場合、費用目安は33万〜55万円(税込)前後と、初期に比べて大幅に高くなります。なお、当院(さくま診療所)では妊娠12週未満の初期中絶手術のみ対応しており、12週以降の中期中絶手術には対応しておりません。

区分妊娠週数の目安一般的な費用相場さくま診療所の費用
初期中絶手術妊娠10週未満約11万〜16万円(税込)79,000円(税込)
初期中絶手術妊娠10週〜12週未満約11万〜16万円(税込)104,000円(税込)
中期中絶手術妊娠12週以降約33万〜55万円(税込)対応しておりません

中絶費用が払えない時の解決策・対処法

中絶費用の支払い方法をスマートフォンとクレジットカードで確認する女性

手元にまとまった現金が用意できない場合でも、クレジットカードの分割・リボ払いや「あとから分割」を活用することで、月々の負担を抑えて今すぐ手術を受けることが可能です。中絶手術は時期が遅れるほど費用面や体への負担が大きくなってしまうため、まずはどのような解決策や支払い方法があるのか、事前に確認しておくことが大切です。

未成年や学生で中絶費用が払えない場合は?

高校生や大学生といった未成年・学生の方から、「手元にお金がない」「親にバレずに手術したい」というご相談を多くいただきます。18歳以上の成人(大学生など)であれば、ご自身名義のクレジットカード等で分割払いが利用できるケースもありますが、ご年齢やアルバイト等の収入状況によって選択できる支払い方法は異なります。まずは自分だけで解決しようとせず、周囲に知られずに利用できる支払い手段がないかを確認することが大切です。

パートナー(相手の男性)が費用を払ってくれない時の対処法

中絶費用は、妊娠させた女性側だけが一人で負担するものではありません。法律の観点からも、中絶手術にかかる費用は「男女が対等に折半(半分ずつ支払う)」するのが基本原則です。相手の男性が「お金がない」と言い訳をしたり、支払いを拒否したりしている場合でも、あなたには費用の半分を請求する権利があります。折半の交渉が進まない場合や、相手との関係性に不安がある場合は、別の解決策が必要です。

中絶費用を抑える・軽減できる公的制度はある?

妊娠週数や特定の条件を満たしている場合、国や自治体の公的サポートを利用して、実質的な経済負担を軽減できる仕組みがあります。例えば、初期中絶であっても国の「出産・子育て応援交付金(計10万円の経済的支援)」の対象になる可能性があるほか、12週以降の中期中絶でも経済的負担をカバーする公的な仕組み(出産育児一時金など)が用意されています。

お金がないからと中絶手術を遅らせてはいけない理由

妊娠12週を境に、必要となる費用が一気に跳ね上がるため

妊娠11週目までの初期であれば11万〜16万円(税込)の手続きで済みますが、12週(中期)を超えた瞬間、費用は33万〜55万円(税込)前後へと一気に跳ね上がります。「お金が貯まるのを待つ時間」を作ったつもりが、時期が遅れることで結果的により多額の支払いに追われるという、最悪の悪循環を招いてしまいます。

周囲に隠し通すことや、選択の自由が難しくなるため

週数が浅い初期のうちであれば、お腹の見た目も変わらず、日帰り手術のため学校や仕事を1日休むだけで、周囲に気づかれずに手続きを進めることが十分に可能です。しかし、受診を遅らせて週数が進んでしまうと、数日間の入院や役所への公的な届け出(火葬許可など)が必須となり、誰にも知られずに解決することが極めて難しくなります。1日でも早く専門医に相談することが、あなたのプライバシーとこれからの生活を守る唯一の方法です。

よくある質問

Q. クレジットカードの利用明細にはどのように記載されますか?

「中絶手術」といった具体的な治療内容や手術名が明細に載ることは絶対にありません。通常の病気や婦人科検診で通院した際と全く同じ表記になりますので、カードの利用明細を誰かに見られたとしても、中絶手術を受けたと特定されるリスクは極めて低いです。

Q. 生活保護受給中の場合、中絶費用は医療扶助の対象になりますか?

基本的に中絶手術は「自由診療」のため、生活保護の医療扶助(無料)の対象外となり、自己負担が原則です。ただし、妊娠に至った背景が「性犯罪被害によるもの」である場合や、母体の健康維持に極めて重大なリスクがある場合など、例外的に福祉事務所から費用が認められるケースもあります。まずは担当のケースワーカー、または当院へ速やかにご相談ください。

中絶の費用でお困りの方は大阪の婦人科「さくま診療所」までご相談ください

中絶費用や支払い方法について婦人科スタッフに相談する女性

費用がすぐに用意できない場合でも、クレジットカードの活用や周囲への相談、公的サポートなど解決の選択肢は必ずあります。

当院では、妊娠11週目までに行う「初期中絶手術」に対応しており、これまでも費用や誰にも言えない事情で悩む多くの女性に寄り添ってきました。

「お金がないから」と受診を先延ばしにすると、時期が遅れて費用も体への負担も大きくなってしまいます。当日の手術費用が全額なくても、まずは初診検査で正確な週数を確認し、そこからどんな解決策があるか一緒に考えていきましょう。

スタッフ一同、プライバシーに配慮してあなたの味方としてお話を伺います。責められる心配もありません。

24時間対応のWEB予約、または事前に不安を解消できるLINE相談窓口をご用意しています。一人で抱え込まずに、まずは一度ご相談ください。

監修医情報

理事長・院長

佐久間 航 医師

佐久間 航
略歴
平成12年 大阪医科大学医学部 卒業
平成18年 医療法人 大生會 さくま診療所 開院
所属・資格
  • 医学博士
  • 産婦人科専門医
  • 母体保護法指定医
  • 日本東洋医学会 漢方専門医
所属学会
  • 日本更年期学会 会員
  • 日本心身医学会 会員
  • 日本周産期新生児学会 会員