abortion
中絶手術とは
無痛人工妊娠中絶手術(中絶手術)
無痛人工妊娠中絶手術とは、痛みを感じることのない中絶手術のことで、中絶を希望される患者さんの肉体的な負担を軽減し、安心して中絶手術を受けられます。無痛人工中絶手術は、痛みが伴う筋肉注射を使用せず、手術後は直ぐに目覚めても、手術中には全く痛みを感じない麻酔をしてから人工中絶手術を行います。手術中の痛みを取り除くだけではなく、手術後の痛みも生理痛程度の痛みに抑え、患者さんの肉体的な負担を軽減します。

吸引法とは
中絶手術の吸引法とは、WHOが安全性を推奨している手術方法ですが、日本では主に胞状奇胎など特殊な症例での手術で用いられることが多い方法です。使用する機器の減菌・洗浄作用が手間がかかり容易ではないため、前回手術した人の血液が機器に付着して残っていると感染症の原因になります。手動や電動で吸い出す方法ですが、吸い出した胎児をすぐに確認できないデメリットもあります。筒状の金属棒を子宮の中に入れ、吸引器を使い真空状態で吸い出すので手術時間も短くて済みます。基本的に日帰りで処置を受けることが可能です。麻酔が醒めるまでは病院で休んでいきますが、その日のうちに歩いて帰ることができます。麻酔をするので眠っている間に手術は終わり、痛みは感じません。術後に月経痛程度の痛みを感じる場合はあります。
※MVA(手動吸引法)にも対応しております(ただし2万円の追加料金がかかります)
吸引法で行う場合のメリットは比較的、短時間で手術が終わる点です。そのため、母体に与える負担が少ないという点もメリットといえます。